嚥下ガイド〜疑問・質問〜

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誤嚥性肺炎とは

誤嚥性肺炎とは、嚥下性肺炎または吸引性肺炎ともよばれ、誤嚥または誤飲を契機として発生する肺病変です。全身麻痺のときに起こる肺合併症として知られていましたが、今日、誤嚥性肺炎は全身麻痺患者にかぎらず意識障害のある患者や全身状態が著しく低下した患者にもみられることがあります。

    病気や加齢などにより飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔の細菌や逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなり、その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。寝ている間に発症することも多く、高齢者では命にかかわるケースも少なくない病気です。
    誤嚥性肺炎の治療には、食事の時の誤嚥を減らす(座位保持、口腔ケア、とろみのある食事)、食事以外の不顕性誤嚥の改善す(口口腔内細菌叢の改善、唾液分泌の改善、入れ歯などによるかみ合わせ不具合の改善)などの予防治療と薬物治療があり、治療に使われる薬は、嚥下反射を改善するACE阻害薬、抗菌薬などがありますが、抗菌薬は対処療法でしかないので、あくまで予防治療に全力を尽くすのがいいでしょう。


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